大和国無足人日記 全2冊
清文堂史料叢書第21・22刊
平山敏治郎編
大和国添上郡田原郷(現奈良市)の住人で藤堂藩の無足人、 山本平左衛門忠辰は壮年(36才)の延宝4年から死の直前(80才)の享保5年まで日記を残した。このうち現存する16年分を翻刻する。内容は天象に始まり、親族のこと、郷中近郷の農事や歳事は詳細を極める。親族のいる藤堂藩・春日社・法隆寺・東大寺の動向にも通じ、また教養人である忠辰は、和歌俳諸、歌舞伎、繰芝居、園芸にも紙幅を割く。遠隔地に数十通の賀状を呈する筆者は諸方の動静にも大いに好奇の目を注ぐ。
ISBN4-7924-0283-2 (1988.3) A5 判 上製本 総800頁 揃本体18,000円