秀吉と大坂城
岡本良一史論集上巻


1988年8月に逝去された岡本良一氏の業績のうち、手に入れにくいものを中心に、上下2巻にまとめた。本巻は戦国末期から豊臣秀吉の時代および、大阪城に関する論考を収める。第1章秀吉には「秀吉の時代」「“関ヶ原”前後」など21篇を、第2章大坂城には「石山本願寺と法安寺」「埋められた大坂城」など30篇を収載し、第3章戦国武将・合戦では「信長の時代とその人物」「公家と武家」「『言経卿記』をめぐって」など19篇を収め、岡本史学の神髄の一端を示す。


■本書の構成

第1章 秀吉
1秀吉の時代
秀吉の時代/秀吉の京都改造/聚楽第/「関ヶ原」前後/大阪史話
2エッセー太閤記
太閤と大阪/石川五右衛門と太閤さん/太閤秀吉の死とその死因 ほか

第2章 大坂城
1大坂城史
石山本願寺と法安寺/秀吉の大坂築城/畿内の城と歴史 ほか
2大坂城総合学術調査をめぐって
二つの大坂城/埋められた大坂城 ほか
3秀吉の陣史話
真田十勇士は実存した!?/「猿飛佐助」考/二条城会見と毒饅頭/秀頼の薩摩落ち ほか
4大坂城こぼれ話
あけずの部屋/黄金の城/肥後石 ほか

第3章 戦国武将・合戦
1信長と家康
信長の時代とその人物/信長の葬儀/家康の不人気 ほか
2豊臣大名
加藤清正―豊臣恩顧の実力大名/石田光成/木村重成の碑/藤堂高虎 ほか
3戦国武将の生きざま
二人の伝記作者―太田牛一と小瀬甫庵/公家と武家―『言経卿記』をめぐって ほか




  岡本良一史論集下巻 大坂の世相




ISBN4-7924-0291-3 (1990.1) A5 判 上製本 458頁 本体5000円