仮名表記論攷
今野真二著
第30回金田一京助博士記念賞受賞
本書は、冒頭に「仮名表記史記述の試み」を謳った、まさに文字史を指向する研究書である。過去16年間の論文27編を収める本書は、一つの原理で統合され一つの著述となる日を久しく待ち望まれていた。表記論は文献学などと均しく、一切の研究の基礎になるべきものであるゆえ、「仮名表記」を標榜した本書は、文字・表記のそれに限らず、音韻・文法を初めとする諸研究部門、広く国語史研究の手続きないしは方法に対する指南書としても極めて有益である。




  著者の関連書籍
  今野真二著 大山祇神社連歌の国語学的研究




ISBN4-7924-1349-4 (2001.1) A5 判 上製本 670頁 本体15,500円