宗氏実録 全2巻
−対馬藩史料−
清文堂史料叢書第14・28刊
泉 澄一編
鎖国時代、わが国と朝鮮との間に、正式に国交があったことを知る人は少ない。当時、朝鮮との外交を担当したのは、地理的に最も近い対馬藩宗氏であった。『宗氏実録』は、対馬藩儒雨森芳洲の手により、歴代藩主の行実を土台に近世対馬史を記したもので、対馬藩政史や日朝関係の大綱の把握に有用かつ貴重な史料である。
(一)天龍院公実録(寛永16〜元禄15)・霊光院公実録(寛文11〜元禄7)
(二)大衍院公実録(貞享元〜享保3)・大雲院公実録(元禄5〜享保15)
(一)品 切
(二)ISBN4-7924-0146-1 (1988.11) A5 判 上製本 410頁 本体8000円