福島の研究 第1巻
地質・考古篇
小林清治編
福島県の歴史と地域性 小林清治/氷河時代の県土 鈴木敬治/福島県における旧石器時代石器群について 藤原妃敏/東北地方の古式縄紋土器の編年 中村五郎/複式炉と敷石住居 鈴鹿良一/福島の縄文期製塩土器 玉川一郎/福島県の古墳と横穴 穴沢●光・馬目順一/福島における埴輪生産の動向 辻 秀人/福島県の祭祀遺跡 菅原文也/福島県における古代集落の変化 木本元治/南奥の郡倉 鈴木 啓/奥州藤原氏阿津賀志山防塁 日下部善己/福島県の製鉄遺跡 寺島文隆
ISBN4-7924-0223-9 (1986.12) 品切

福島の研究 第2巻
古代・中世篇
小林清治編
古代豪族と郡司の変遷 鈴木 啓/好嶋庄と岩城氏 佐藤孝徳/国魂文書の一考察 山名隆弘/蘆名氏の会津支配 佐藤健郎/長沼氏と陸奥国南山 室井康弘/結城白川氏と八槻別当 小林清治/在家と村落 高橋健一/地籍図に中世城館址を読む 村川友彦/南奥における平安仏教の展開 梅宮 茂/白水阿弥陀堂 菊池康雄/浄土宗名越派初期寺院の成立と善光寺信仰 藤田定興/南奥州の臨済禅と禅宗美術 梅宮 茂/福島の古板木とその意義について 菊池貴晴
ISBN4-7924-0224-7 (1986.12) 品切

福島の研究 第3巻
近世篇
小林清治編
奥羽仕置と近世奥州街道 小林清治/三春藩政の展開 大内寛隆/相馬藩における地方支配について 佐藤彦一/奥羽松前巡見使と一揆・訴願 誉田 宏/白河藩の寛政改革 野崎健二郎/越後高田藩分領の「浅川騒動」について 糠沢章雄/会津郡南山地方の世直し一揆 武藤清一/菅野八郎の行動と思想 斎藤和也/奥州街道と宿駅の成立 波田野富信/近世の阿武隈川の舟運 安田初雄/芭蕉と須賀川俳壇 横井 博/福島県の蘭学と洋風画家遠藤香村のオランダ語 磯崎康彦/近世における絵馬と地方文化 渡辺康芳
ISBN4-7924-0225-5 (1986.12) 品切

福島の研究 第4巻
近代篇
小林清治編
明治新政権の会津処分 松尾正人/近代学校制度の形成と「地方自治」 田島 昇/福島県の成立 佐藤公彦/安積開拓の展開 高橋哲夫/政治的暴力と喜多方事件 スティ−ブン・ブラストス 伊藤昌太訳/サーベル農政の出発点としての短冊形苗代強制 山田 舜/大正期伊達郡絹織物業の推移について 星埜 惇/1920年代の社会事業の展開 本田久市/山村の研究 梅宮 博/福島県における経済更生運動 安富邦雄/白井遠平の道と山代吉宗の志 呑川泰司/福島の農鍛冶 佐藤次郎
ISBN4-7924-0226-3 (1986.12) A5判 上製本 270頁 本体5400円

福島の研究 第5巻
方言・民俗篇
小林清治編
福島県方言の語彙語法の分布 菅野 宏/福島県のことば 岩崎敏夫/稲作に関する語彙 高木誠一/ハヤマとモリノヤマの考察 岩崎敏夫/田村郡地方のはやま信仰 山本 明/会津のさらっぱかま(猿袴) 山口弥一郎/会津の民具と生活 佐々木長生/奥会津山村の生活 石川純一郎/猪苗代湖周辺の年中行事 橋本 武/恵日寺の年中行事  秋山政一/あんば信仰と漁民生活 和田文夫/相馬の職人 岩本由輝/三匹獅子舞考 鹿野正男/磐梯山信仰の展開 小林清治
ISBN4-7924-0227-1 (1986.12) A5判 上製本 328頁 本体5800円