紀伊半島の文化史的研究【考古学編】
関西大学文学部考古学研究室編
本書はこれまで比較的光があたらなかった紀伊半島南東部地域を対象に、旧石器時代から歴史時代に至る考古学的環境を概述するとともに自然科学方面の成果を加え、15の論考からなる考察編を付して豊富な図版と丹念な実測図とを併せ、この地域の歴史時代までの各時代の特色と全体の流れを解明した。この地域の弥生土器・須恵器・古瓦などの基礎資料の編年の確立の意義は大きい。日本考古学の基本史料となるであろう
ISBN4-7924-0379-0 (1992.2) B5判 上製本三分冊 本文篇1200頁 挿図326点 図版篇534頁カラ−14点 図版257点 本体72,000円