都市史の研究 紀州田辺
安藤精一編

田辺は紀州徳川家付家老の安藤氏三万八千石の城下町であり、熊野への交通の要衝として栄えた。典型的な近世の中小都市である田辺に焦点をあて、日々の生活や文化、政治や経済の諸問題の解明を通して、三都以外ではあまり研究の進んでいなかった地方都市研究の方向を示唆する。〈執筆者〉安藤精一 杉中浩一郎 竹下喜久男 笠原正夫 中瀬喜陽 小山譽城 桑原康宏 渋谷葉子 宇佐美英機 藤田貞一郎 高嶋雅明







ISBN4-7924-0386-3 (1993.5) A5 判 上製本 410頁 本体7379円