石田梅岩全集 全2巻
柴田 實編
石田梅岩は石門心学の始祖として、江戸時代の庶民文化に大きな足跡を残した。商人に人としての道を説き、商人の社会的存立意義を主張し、正しい商人道のあり方を教え、彼の思想は深く広く町人社会に滲透していった。今日の日本式経営法の根底に位置づけられるほど、彼の思想は現代の日本人の思想形成に大きな影響を及ぼし、今日新たな視点から再認識されている。本書は梅岩の思想を知る基本資料を上・下2巻に網羅した、日本教育史・思想史研究の基本図書である。



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ISBN4-7924-0401-0 (1994.10) 品切