■改訂松浦党有浦文書
清文堂史料叢書第108刊
福田以久生・村井章介編


松浦党は嵯峨源氏の子孫と称する1字の名前を名乗る一族が、平安時代に肥前国松浦地方に下向土着、群雄割拠した武士団に対する呼称である。中世武士団の中でもっとも豊富な関係史料を残しているのが松浦党である。上松浦地方に居住した松浦党の有浦一族が残した有浦文書は、文暦2年から江戸時代初期までの文書・系図349 点からなる。
改訂にあたり三通の文書を増補、年代・人名比定など多くの改訂と、村井章介氏の「有浦文書と斑島文書」「改訂にあたって」を収録。



■本書の構成
口絵
例言
目次
本文―参考史料・付録
解説(福田以久生)
有浦文書と斑鳩文書(村井章介)
改訂にあたって(村井章介)




 編者の関連書籍
 福田以久生著 駿河相模の武家社会



ISBN4-7924-0503-3 (2001.4) A5 判 上製本 352頁 本体12,000円
※所属・肩書き等は、本書刊行時のものです。