■加能俳諧史 | |||||
大河良一著 | |||||
加賀は、上方や江戸の文化とは異なった独得の文化を生み出し、中でも連歌から俳諧に至る俳文学は、元禄2年の芭蕉の来遊により、俳諧史上、重大な展開がなされた。本書は、加賀能登における俳文学の流れを寛永15年から明治元年まで、編年体に記述し、加能俳人、俳壇の動向を句会や句集、俳書はもちろん、新発見の豊富な関係文書を駆使して細部まで解明したもので、わが国俳文学の研究には欠かすことのできない力作である。 | |||||
ISBN4-7924-1245-5 | (1974.3) | A5 判 | 上製本 | 490頁 | 本体6000円 |