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古代語における程度副詞
井上博嗣著
古代語の程度副詞とされる語を「極度・高度を示すもの」「低度の程度を示すもの」「数量の多さを示すものの程度表現」「形容詞の程度表現」「比較的程度を示すもの」など意味類型別に分類して、古代語の程度副詞が元来どのような意味のものであり、どう程度副詞化していったかを、具体例に即して解明するとともに、その周辺の語の意味説明にも及ぶ本書は、上代・中古の語彙研究・語彙史研究に大いに寄与するであろう。
ISBN4-7924-1329-X
(1994.3)
品 切