■国語学叢考 | |||||
鈴木 博著 | |||||
著者の主たる専攻領域は、室町時代言語の研究であるが、本書にはその領域を越える長短二十余篇の論稿を収録する。その一端を示すと、○四の字嫌い ○「草冠」の意の「サウカウ」 ○狂言の言葉「きやうせん」 ○サイカン(才幹)考 ○林四郎のいわれ ○『太平記』巻二「落花の雪に」の一節について ○『三体詩素隠抄』について ○「病院」は和製漢語か ○江州すりはり峠 ○滋賀大学所蔵の旧教科書の価値 ○『山月記』僻案 などである。 | |||||
ISBN4-7924-1340-0 | (1998.9) | A5 判 | 上製本 | 290頁 | 本体7500円 |