奈良点描 全3冊
長田光男著 木村博一・菅沼孝之・山内洋一郎監修
歴史、自然、地理、産業を通して、奈良地域の人々のくらしの断面を、豊富な資料と多くの写真、また現場レポートを添えて描く。“奈良”の実像を忠実に幅広く描きだした本書は、読み難い学術書と、深みのないガイドブックの中間の読み物となるよう工夫されている。社会の変化と地域の変遷をもたらす最近のニュースも克明に収録して、いわば、奈良ルポルタージュといえる一冊である。
ISBN4-7924-2201-9 (1983.5〜1984.3) 四六判 上製本 T276頁・U330頁・V368頁 T品 切・U本体1600円・V本体1600円

続 奈良点描 全3冊
長田光男著
奈良は、その恵まれた自然風土とその中で育まれた歴史や文化が、今なお息づく町である。奈良生まれの著者が、奈良の歴史・自然・風俗・産業などを、自らの足で歩き確かめ、生き生きと描き出している。めまぐるしく移り変わる現状に注目しつつ、人々との心の交流をも織り込んだ本書は、散策に携帯するにも恰好の一冊である。
ISBN4-7924-2212-4 (1985.10〜1987.8) 四六判 上製本 T240頁・U276頁・V280頁 T本体1500円・U本体1500円・V本体1600円