■中世終焉 秀吉の太田城水攻めを考える | |||||
和歌山大学フィールドミュージアム叢書1 | |||||
海津一朗編 | |||||
天正13年(1585)4月22日、羽柴秀吉の太田侵攻により、中世最強最後の紀州惣国一揆が滅亡します。謎に包まれた太田城水攻めについて、各界の研究者が議論し、その真相に迫ります。また、豊かな地域文化を育むフィールドミュージアムとしての太田地域の可能性も追求します。 本書の構成 「秀吉の平和」と現代―フィールドミュージアム雑賀惣国にようこそ―…海津一朗 考察編 太田城水攻めの真相を探る 太田城水攻めの歴史学的考察…弓倉弘年 考古学からみた太田城跡… 北野隆亮 「太田城水攻め」の土木技術面からの検討…宇民 正 水攻め堤防の安定性の検討…軽部大蔵 地形学・歴史地理学からみた太田城水攻め…額田雅裕 コラム●刀狩令が太田攻めで発令されたことの意義…海津一朗 史料編 一五八五年雑賀太田攻め関係史料集 古文書/古記録/編纂物 文献史料にみる雑賀太田水攻めについて…海津一朗 史跡編 失われた中世をもとめての時空散歩 太田水攻め関係史跡 ほか 和歌山大学フィールドミュージアム叢書2 和歌浦天満宮の世界 和歌山大学フィールドミュージアム叢書3 和歌の浦 その原像を求めて 和歌山大学フィールドミュージアム叢書4 東 悦子・藤田和史編 わかやまを学ぶ 紀州地域学初歩の初歩 |
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ISBN978-4-7924-0652-3 C0021 (2008.5) 四六判 並製本 232頁 本体1900円 | |||||
※上記のデータはいずれも本書刊行時のものです。 |