説話論集 第十八集
―上代における伝承の形成―
説話と説話文学の会編


●本書の構成
歌語り」から「歌物語」へ ―『万葉集』のばあい― ……身崎 壽
説話の生成と展開 ―浦島説話を俎上に― ……廣岡義隆
歌われた伝説 ―万葉集の「浦島子」― ……村田右富実
「鎮懐石」伝承の諸相……大浦誠士
記紀における夢と呪術の複合的記述 ―神武・崇神・垂仁・神功― ……菊川恵三
吉備の黒日売訪問譚……平舘英子
百合と風 ―イスケヨリヒメ攷― ……内田賢コ
上代の神話・伝説における「今」と「存」をめぐって……橋本雅之
駅家(うまや)の文芸・ミヤケの文芸 ―風土記説話の生成― ……飯泉健司
勝宝の金……奥村和美



  
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ISBN978-4-7924-1360-6 C3091  (2010.4) A5 判 上製本 318頁 本体7000円