■日本海域歴史大系 第2巻 古代篇U | |||||
小林昌二 監修 |
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熊田亮介・坂井秀弥編 |
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古代の日本海地域は、各地に独自の文化が形成されていた。ツクシ、イズモ、タニハ、コシ、エミシなどの各政治圏に見られる地域的特色、さらに生産・流通のダイナミズムを文献史学・考古学双方の立場から明らかにしていく。 ●本書の構成● 第一編 文献古代史篇 第1章 蝦夷世界の形成と成熟…熊田亮介 第2章 北海道・津軽の古代社会と交流…蓑島栄紀 第3章 北陸・東北地域の古代稲作―種子札・労働・農耕儀礼―…三上喜孝 第4章 「神々の国、出雲」再考…森田喜久男 コラム1 出雲大社の巨大本殿遺構…松尾充晶 第5章 古代日本海の交流…酒寄雅志 コラム2 隠岐にもたらされた文物…西尾克己 第二編 歴史考古古代篇 第1章 日本海域の気候風土と古代史の展開―その範囲・生産力・東北の開発―…坂井秀弥 コラム1 庄内平野の開発…阿部明彦 第2章 首長墳と群小墳の展開からみた北陸の古墳時代…北野博司 第3章 古代越後の集団と地域…春日真実 コラム2 湖底遺跡と越後平野…高濱信行・卜部厚志 コラム3 佐渡の玉作り・古墳・窯業…春日真実 コラム4 北陸の鉄生産…渡邊朋和 第4章 北日本古代の集落・生産・流通…三浦圭介 第5章 日本海地域の古代土器生産…望月精司 コラム5 津軽五所川原窯の須恵器生産…藤原弘明 第6章 擦文社会と日本海域…瀬川拓郎 全巻の構成はこちらから |
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ISBN4-7924-0582-3 C1321 (2006.9) A5 判 上製本 478頁 本体3800円 | |||||
※上記のデータはいずれも本書刊行時のものです。 |