四天王寺史料
清文堂史料叢書第66刊
棚橋利光編
開創千四百年を迎えた四天王寺は日本文化史上、独特の地位を占める。本書は、この四天王寺を知るうえで基本となる『天王寺誌』『四天王寺年中法事記』『天王寺法事記』『摂州四天王寺年中行事』『四天王寺三大会手文』の5種の史料を収める。その内容は堂舎諸仏・年中行事・寺人構成・舞楽また当時を扱った詩歌随筆の集成にまで及ぶ。四天王寺の歴史と法事にとって重要と認識された万般にわたる記録で、史料5種は貞享2年から明和5年にかけて成立し、断絶行事をも本書で知りうる。





  編者の関連書籍
  棚橋利光編 四天王寺古文書

  大阪経済法科大学 河内学研究会 編 「河内学」の世界



ISBN4-7924-0385-5 (1993.4) A5 判 上製本 340頁 本体8600円
※所属・肩書き等は、本書刊行時のものです。