抄物きりしたん資料私注

大塚光信著

本書は、室町期における国語史研究の資料として注目される抄物とキリシタン資料とを対象に、その基礎的事項の究明を志した12部と、それらを主たる資料として当時の言語事象のさまざまを解明しようとした34部と、補遺としての「雞肋抄」を含む、全111編からなる。ここに本書によって著者積年の研究成果が一覧できるようになった。室町時代語研究の昨日を知り、明日への展望を開く、指針の一書といえよう。

 著者の関連書籍
 大塚光信著 ことばと資料私注

 大塚光信解説 エヴォラ本日葡辞書

 大塚光信編 大蔵虎明 能狂言集

 大塚光信・来田 隆編 エソポのハブラス 本文と総索引

 

ISBN4-7924-1331-1

(1996.4)

5

上製本

740

本体18,000

※上記のデータはいずれも本書刊行時のものです。