■藤堂藩大和山城奉行記録 | |||||
−西島八兵衛文書− | |||||
清文堂史料叢書第77刊 | |||||
上野市古文献刊行会編 | |||||
藤堂藩は大和山城で五万石の領地をもち、その支配には城和奉行があたった。本領の伊賀伊勢とは異り、分国大和山城は多くの相給村などが入り組み城和奉行は格別の気遣いが求められた。この城和奉行職を30年余り勤めた西島八兵衛は、公私にわたり厖大な記録を残している。彼は慶長17年に17才で藤堂高虎に召出されて以降、両度の大坂陣を経て着実にそのすぐれた能力を発揮し藩政に精励した。本書に収録した「万大控」他は慶安元年から延宝5年に至る彼の奉行勤役期の記録である。 編者の関連書籍 上野市古文献刊行会編 高山公実録 全2冊 上野市古文献刊行会編 公室年譜略 久保文武著 藤堂高虎文書の研究 伊賀古文献刊行会編 藤堂藩山崎戦争始末 藤谷 彰著 近世家臣団と知行制の研究 |
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ISBN4-7924-0415-0 | (1996.2) | A5 判 | 上製本 | 490頁 | 本体11,000円 |