本興寺文書 第五巻
清文堂史料叢書第129刊
本興寺編  監修 岩城卓二・上野大輔・幡鎌一弘


法華宗本門流の大本山・本興寺にのこされる三五一点を翻刻。また、幡鎌一弘氏執筆の「本興寺文書を読む―本門佛立講開講をめぐって―」も収録。本山本興寺(本山  寄進・供養  所持地・借屋家賃勘定  土地売買・譲渡証文  質物・本物返証文  金銀借用証文  借屋・奉公人請状)・末寺・眞如庵の三部構成。



ISBN978-4-7924-1095-7 C3321 (2019.1)
A5判 上製本 518頁 本体13,000円


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西宮神社文書 第二巻
清文堂史料叢書第135刊
西宮神社文化研究所編


天文から承応にかけての三度の火災、昭和二十年(一九四五)八月の西宮空襲等によって、当社の社殿等の建造物は灰燼に帰したが、元禄期以降の社用日記(享保期の第三巻まで刊行済み)は難を逃れたほか、戦前にペン書き筆耕という形で調査、翻刻を実施していたがゆえに命脈を保つことを得た文書群があった。これを今回二巻に分けて上梓し、それに加えて、神社・神主家所蔵文書を、後代への継承という先人の強い使命感を世に問うべく、五巻を目途として刊行するものである。



ISBN978-4-7924-1075-9 C3321 (2018.9)
A5判 上製本 488頁 本体13,000円


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  本書の関連書籍
  西宮神社御社用日記


 
  

大坂西町奉行 久須美祐明日記
天保改革期の大坂町奉行
清文堂史料叢書第133刊
藪田 貫 編


天保十四年、七三歳の高齢をもって大坂町奉行に栄転した久須美祐明の『浪華日記』を翻刻。見出し・頭注を付して、利用者の便をはかるとともに、絵図・書簡集等の付録を収録する。
解題 久須美祐明と祐雋―父と子の大坂町奉行―…藪田貫/大坂町奉行の見た天保改革…片山早紀


ISBN978-4-7924-1060-5 C3021 (2016.10)
A5判 上製本 口絵4頁・本文480頁 本体13,500円


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  著者の関連書籍
  藪田 貫著 新版 国訴と百姓一揆の研究




大津代官所同心記録
清文堂史料叢書第132刊
渡邊忠司編著


通常、江戸時代の代官所の吏員は現地採用の手代が中心で、18世紀後半より御家人身分の手附が加わる。ところが、大津代官所には捜査や司法手続を担当する同心が存在し、明治時代初期まで治安を担い続けた。6つの史料を収録し、享保の国分け以降の京都・大坂町奉行所とのやりとりや判例、捜査記録のみならず、多くの文書を収録し、江戸幕府の西国支配の一端を具にする。




ISBN978-4-7924-1054-4 C3021  (2016.5)
A5判 上製本 口絵4頁・本文258頁 本体7,500円


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 西宮神社御社用日記 第三巻
清文堂史料叢書第122刊
西宮神社文化研究所編


全国えびす神社の総本社として知られる、西宮神社。昭和二十年の空襲の難を免れた元禄七年以来の社用日記群を翻刻出版。
凡例/西宮神社御社用日記(享保二年〈1717〉〜享保十三年〈1728〉)/年表/享保期における広田社遷宮と西宮社開帳(松本和明)/享保期、西宮神社による関東・東北地方の願人改めについて(志村 洋)/尼崎藩主要役職就任者一覧(松本和明)


ISBN978-4-7924-1003-2 C3321 (2015.10)
A5判 上製本 476頁 本体11,500円


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紀州藩士酒井伴四郎関係文書
清文堂史料叢書第124刊
小野田一幸・久智広編


下級藩士の日記が語る幕末政治世界


ISBN978-4-7924-1022-3 C3021 (2014.7)
A5判 上製本 356頁 本体8,800円


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桑名町人風聞記録T〈豊秋雑筆〉
清文堂史料叢書第130刊
桑名町人風聞記録刊行会 編


近世後期から半世紀近く書き継がれた、桑名町人・角屋吉兵衛の残した風聞記録『豊秋雑筆』を、『桑名町人風聞記録』1として、天保五年から文久二年までを翻刻・校訂し刊行する。幕末日本社会の世相や情報伝達などについての分析を大きく前進させる。

ISBN978-4-7924-0981-4 C3321 (2013.2)
A5判 上製本 540頁 本体13,000円


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 編者の関連書籍
 塚本 明著 近世伊勢神宮領の触穢観念と被差別民




美作小林家伊東万喜書簡集江戸から実家への手紙
清文堂史料叢書第123刊
妻鹿淳子編


話題をよんだ『武家に嫁いだ女性の手紙』の伊東万喜の書状と関係者の書状を翻刻し、解説と注を付して刊行する。


ISBN978-4-7924-0983-8 C3021 (2013.3)
A5判 上製本 270頁 本体7,500円


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 編者の関連書籍
 妻鹿淳子著 近世の家族と女性〈善事褒賞の研究〉




城下町牢番頭仲間の生活
清文堂史料叢書第118刊
紀州藩牢番頭家文書編纂会編


城下町和歌山のかわたや非人の身分集団構造を具体的かつ総括的に把握する一級史料集


ISBN978-4-7924-0685-1 C3021 (2009.9)
A5判 上製本 566頁 本体16,000円


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 編者の関連書籍
 紀州藩牢番頭家文書編纂会編 城下町警察日記



如来教・一尊教団関係史料集成 全四巻
清文堂史料叢書第117刊
神田秀雄・浅野美和子編


宗教史研究者の垂涎の的でありながら、門外不出にひとしかった如来教教祖きのをめぐる諸史料。そこには、現代人ではおもいもかけない豊かなコスモロジーが展開する。そして、今回の初の全面公刊により、1970年代以降特別な重要性を帯びてきた民衆宗教史研究の一環として、歴史学・宗教学・民俗学・人類学・女性史・社会史等のあらゆる分野に、本書は貴重な一石を投じている。



第四巻 ISBN978-4-7924-0675-2 C3321 (2009.6)
A5判 上製本 総1010頁 本体28,500円(含別冊)


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清文堂史料叢書 一覧表
134刊 西宮神社文書 第一・二巻
西宮神社文化研究所編
133刊 大坂西町奉行 久須美祐明日記 ―天保改革期の大坂町奉行―
藪田 貫 編
132刊 大津代官所同心記録
渡邊忠司編著
130刊 桑名町人風聞記録T〈豊秋雑筆〉
桑名町人風聞記録刊行会編
125〜129刊 本興寺文書 第一〜五巻
本興寺編
124刊 紀州藩士酒井伴四郎関係文書
小野田一幸・久智広編
123刊 美作小林家伊東万喜書簡集 江戸から実家への手紙
妻鹿淳子編
120〜122刊 西宮神社御社用日記 第一〜三巻
西宮神社文化研究所編
119刊 大坂西町奉行 新見正路日記
藪田 貫編著
118刊 城下町牢番頭仲間の生活
紀州藩牢番頭家文書編纂会編
116刊 藤堂藩山崎戦争始末
伊賀古文献刊行会編
114刊 長崎奉行遠山景晋日記
荒木裕行・戸森麻衣子・藤田覚 編
113刊 吉崎御坊願慶寺文書
北西 弘 編著
111刊 城下町警察日記
紀州藩牢番頭家文書編纂会編
110・112・115・117刊 如来教・一尊教団関係史料集成 全四巻
神田秀雄・浅野美和子編
109刊 公室年譜略 藤堂藩初期史料
上野市古文献刊行会編
108刊 改訂松浦党有浦文書
福田以久生・村井章介編
107刊 阿波国上田美寿日記
棚橋久美子編
106刊 増補改訂河内屋可正旧記(未刊)
山中浩之新編 野村 豊・由井喜太郎編
105刊 木谷藤右衛門家文書
北西 弘編
103・4刊 和泉国かわた村支配文書  預り庄屋の記録 全2巻
藤本清二郎編
101・102刊 大和国高瀬道常年代記 全2冊
廣吉壽彦・谷山正道編
100刊 天保上知令騒動記
藪田 貫編
98・99刊 高山公実録 藤堂高虎伝 全2冊
上野市古文献刊行会編
80〜97刊 紀州田辺御用留 全18巻
安藤精一監修 田辺市教育委員会編
78・79刊 四天王寺古文書 第1・2巻
棚橋利光編
77刊 藤堂藩大和山城奉行記録 西島八兵衛文書
上野市古文献刊行会編
76刊 幕末本草家交信録 畔田翠山・山本沈三郎文書
上田 穣編
75刊 奈良奉行所記録
大宮守友編著
74刊 幕末掛川藩江戸藩邸日記 渡辺嘉彰『公私日記』
奈倉有子編
72・73刊 播州龍野藩儒家日記 『幽蘭堂年譜』 全2巻
竹下喜久男編
71刊 天王寺楽所史料
南谷美保編
70刊 幕末維新大阪町人記録
脇田 修・中川すがね編
69刊 幕末三河国神主記録 羽田野敬雄『萬歳書留控』
羽田野敬雄研究会編(代表 田崎哲郎)
68刊 甚太郎一代記 無足人吉川家記録(品切)
廣吉壽彦編
67刊 大和国庶民記録 堀内長玄覚書・井上次兵衛覚書
平井良朋編
66刊 四天王寺史料
棚橋利光編
64・65刊 四天王寺舞楽之記 全2巻
南谷美保編
63刊 枚方宿役人日記 中島儀輔御用留
中島三佳・松本弦子編
62刊 近代海運史料 石州浜田廻船問屋記録
柚木 學編
44〜61刊 紀州田辺万代記 全18巻
安藤精一監修 田辺市教育委員会編
31刊 四天王寺年表(品切)
棚橋利光編
30刊 幕末維新京都町人日記 高木在中日記(品切)
内田九州男・島野三千穂編
29刊 悲田院文書
岡本良一・内田九州男編
21・22刊 大和国無足人日記 山本平左衛門日並記 全2冊
平山敏治郎編
16〜20、23〜27、32〜43刊 紀州田辺町大帳 全22巻
安藤精一監修 田辺市教育委員会編
15刊 肥前松浦党有浦文書(旧版・品切)
福田以久生・村井章介編
14・28刊 宗氏実録 対馬藩史料 全2巻
泉 澄一編
12・13刊 諸国御客船帳 近世海運史料 全2巻(品切)
柚木 学編
11刊 大坂町鑑集成
有坂隆道・藤本 篤編
10刊 大坂町奉行所御触書総目録(品切)
黒羽兵治郎編
8・9刊 道頓堀非人関係文書 全2巻(品切)
岡本良一・内田九州男編
7刊 御国家損益本論(品切)
宮本又次編著 原田敏丸校訂
5・6刊 京都御役所向大概覚書 全2冊
岩生成一監修 岡田信子・新城敏男・仙石鶴義・長尾正憲・村岡美恵子・渡辺和敏校訂
4刊 平野含翠堂史料
梅溪 昇・脇田 修編
3刊 鶴牧藩日記 丹波領分和田代官所記録(品切)
古西義麿編
2刊 国家勘定録
宮本又次編・藤本 篤校訂
1刊 河内屋可正旧記(旧版・品切)
野村 豊・由井喜太郎編