歴史ルポルタージュ島原天草の乱 全3巻 (11月10日刊行)
吉村豊雄著


第1巻
百姓たちの戦争
一揆の過程を、幕藩領主側との武力による戦いの過程、「戦争」として描くことと、松倉家・寺沢家の牢人が一揆の企てに加わったという、知られざるシナリオを明らかにし、一揆首謀者の企てが島原藩領・天草領での一揆、「百姓たちの戦争」へと展開していく歴史の深みを解き明かす。
ISBN978-4-7924-1073-5 C0321 (2017.11)
四六判 並製本 300頁 本体1,900円


第2巻 原城の戦争と松平信綱
天草島原の乱における原城攻防戦、原城戦争において、十三万近くの幕藩軍を率いて一揆を制圧した松平信綱。戦後の軍功バトルの処理から中央政界のトップに上りつめるキッカケとなった政治的光芒を描く。「知恵伊豆」の真骨頂というべき政治舞台へいざなう。
ISBN978-4-7924-1079-7 C0321 (2017.11)
四六判 並製本 156頁 本体1,500円


第3巻 潜伏キリシタン村落の事件簿
日本キリシタン史上、空前の規模のキリシタン発覚事件。天草下島西海岸の潜伏キリシタンの村々が、幕府領の天草郡を預かる島原藩の探索・取り調べを受け、最終的に五千二百五人もの潜伏キリシタンが摘発されていく事件に分け入った史的ルポルタージュ。
ISBN978-4-7924-1076-6 C0321 (2017.11)
四六判 並製本 228頁 本体1,800円



本書の構成はこちらから




 戊辰戦争と「奥羽越」列藩同盟 (好評配本中)
栗原伸一郎著


本格的な実証研究が現れなかった奥羽越諸藩の動向に、全面的に光を当てる。敗者となった結果からさかのぼる視点を脱却し、諸藩がどのような条件や価値観のもとで、政治選択を積み重ねていったのか、京都での活動も視野にいれながら叙述する。非「奥羽越」諸藩と米沢・仙台・会津・上山各藩の連携の可能性が示されるなど、新政府をとりまく政治情勢が流動的であったことを示唆する、維新史研究に新たな地平を切り開く業績。


ISBN978-4-7924-1078-0 C3021  (2017.10)
A5判 上製本 380頁 本体8,800円


本書の構成はこちらから




 日本語論の構築 (好評配本中)
糸井通浩著


時枝誠記の言語理論を学びながら日本語の表現機構に潜む発想や仕組みを明らかにする。


ISBN978-4-7924-1439-9 C3081 (2017.7)
A5判 上製本 516頁 本体12,000円


本書の構成はこちらから




 紀州陶磁器史研究
中村貞史著


骨董的価値観を排し、発掘調査の成果や確実な史料に基づいてその開窯から廃窯までの変遷、作品、経営形態、陶工等を解説。


ISBN978-4-7924-1064-3 C3072 (2017.7)
A5判 上製本 口絵50頁(図版98点)・総406頁 本体9,500円


本書の構成はこちらから




民衆運動からみる幕末維新
谷山正道著


民衆運動と地域リーダーの活動の史的意義を究明するとともに、地域民衆の視座から、近代への移行のあり方を探る。


ISBN978-4-7924-1071-1 C3021 (2017.5)
A5判 上製本 462頁 本体11,500円


本書の構成はこちらから




  著者の関連書籍
  廣吉壽彦・谷山正道編 大和国高瀬道常年代記 全2冊




近世の法令と社会
萩藩の建築規制と武家屋敷
妻木宣嗣・曽我友良・橋本孝成 著


近世城下町の武家屋敷に対する藩の建築規制と各事例への対応というこれまで体系的に論じられることになかった分野に関する新たな研究。


ISBN978-4-7924-1067-4 C3021 (2017.6)
A5判 上製本 386頁 本体9,200円


本書の構成はこちらから




  著者の関連書籍
  妻木宣嗣著 近世の建築・法令・社会




西宮神社文書 第一巻
清文堂史料叢書第134刊
西宮神社文化研究所編


天文から承応にかけての三度の火災、昭和二十年(一九四五)八月の西宮空襲等によって、当社の社殿等の建造物は灰燼に帰したが、元禄期以降の社用日記(享保期の第三巻まで刊行済み)は難を逃れたほか、戦前にペン書き筆耕という形で調査、翻刻を実施していたがゆえに命脈を保つことを得た文書群があった。これを今回二巻に分けて上梓し、それに加えて、神社・神主家所蔵文書を、後代への継承という先人の強い使命感を世に問うべく、五巻を目途として刊行するものである。



ISBN978-4-7924-1074-2 C3321 (2017.6)
A5判 上製本 368頁 本体9,600円


本書の構成はこちらから



  本書の関連書籍
  西宮神社御社用日記


 
  

軍港都市史研究Ⅶ 国内・海外軍港編
大豆生田稔編


本書は軍港都市史研究の最終巻で、各軍港都市の諸問題を取扱う「補遺」に位置づけられる。国内軍港編は、「海軍工廠の工場長の地位」、「海軍の災害対応」、「海軍志願兵制度」、「軍港都市財政」をテーマにした四編の論文であり、海外軍港編は仏・独・露三国の代表的軍港であるブレスト軍港・キール軍港・セヴァストポリ軍港の専門的通史である。



ISBN978-4-7924-1058-2 C3321 (2017.5)
A5判 上製本 352頁 本体8,200円


本書の構成はこちらから




 新版 キリシタン版エソポのハブラス私注
大塚光信著/来田 隆編



西洋文学邦訳の元祖であり、室町時代末期の口語の国語史国文学研究史上の重要資料である『キリシタン版エソポのハブラス』。翻字本文および頭注・補注を収録。角川文庫版・臨川書店版と40年以上にわたる著者の研究の集大成として、旧版に大幅に注を追加して新版にて刊行する。


ISBN978-4-7924-1438-2 C3081 (2017.3) 
A5判 上製本 432頁 本体3,800円


本書の構成はこちらから




クチとオク
住まいの民俗学的研究の一視座
森 隆男著


住居民俗論の中心的な分析概念とされてきた「オモテウラ」「カミシモ」に対して「クチオク」という視点を提唱する。


ISBN978-4-7924-1072-8 C3039 (2017.3)
A5判 上製本 344頁 本体8,800円


本書の構成はこちらから



  著者の関連書籍
  森 隆男編 民俗儀礼の世界





わかやまを学ぶ
紀州地域学 初歩の初歩
和歌山大学フィールドミュージアム叢書4
東 悦子・藤田和史 編


多くの受講生が押し掛ける人気講義をもとに編集。「わかやま」をフィールドとして調査・研究をすすめている執筆陣の研究成果を届ける。


ISBN978-4-7924-1070-4 C0321 (2017.3)
四六判 並製本 191頁 本体1,800円


本書の構成はこちらから




東北の民俗芸能と祭礼行事
菊地和博著


シシ踊り、修験系山伏神楽・番楽、田植え踊りの三分野を中心に、民俗芸能研究を通して東北の地域性・固有性を明らかにする。


ISBN978-4-7924-1059-9 C3039 (2017.3)
A5判 上製本 428頁 本体9,800円


本書の構成はこちらから




  著者の関連書籍
  入間田宣夫・菊地和博編 講座 東北の歴史 第五巻 信仰と芸能




旅と交流にみる近世社会
高橋陽一編著


従来の宿駅・助郷・関所や寺社参詣にとどまらず、国益思想の一環としての旅人統制、藩の番所の運用、飯盛女、文化の地震後の象潟をめぐる環境保全と領民の生業確保の相剋、江戸勤番武士の生活圏、俳諧と心学、地士の誇りや教養と参詣、名所宮島と清盛伝説等、環境史や思想史も関連する多様な側面から人の移動や交流から近世史通観を試みる。


ISBN978-4-7924-1065-0 C3021 (2017.3)
A5判 上製本 308頁 本体5,600円


本書の構成はこちらから




  著者の関連書籍
  高橋陽一著 近世旅行史の研究―信仰・観光の旅と旅先地域・温泉―




論集 古代語の研究
蜂矢真郷編


上代語から中古語を中心とし、近代語との接点である中世語とつながる「古代語」についての最新の研究成果。「古代語の語構成・文法・語彙」「古代漢字文献」という二つの分野から考える。


ISBN978-4-7924-1063-6 C3081 (2017.3)
A5判 上製本 326頁 本体9,200円


本書の構成はこちらから




  著者の関連書籍
  蜂矢真郷著 古代語形容詞の研究




唐船法帖の研究
馬 成芬著


長崎貿易を通じて中国から日本に舶載された書籍のうち、「書道」に関するものの考察から、江戸時代の日本と中国の文化交渉を考える。


ISBN978-4-7924-1069-8 C3021 (2017.4)
A5判 上製本 206頁 本体6,000円


本書の構成はこちらから




フランス学士院本 羅葡日対訳辞書
岸本恵実解説 三橋 健書誌解題


学士院会員しか披見がゆるされない秘笈の書を影印刊行。



ISBN978-4-7924-1434-4 C3581 (2017.1)
B5判 上製本 971頁 本体26,000円


本書の構成はこちらから




本興寺文書 第四巻
清文堂史料叢書第128刊
本興寺編  監修 岩城卓二・上野大輔・幡鎌一弘・三浦俊明


第四巻には、第三巻に引き続き、本興寺および寺町月番寺院から大坂町奉行所・尼崎藩、さらに明治新政府に差し出された願書・届等の書留四冊と、本興寺をはじめ寺町所在寺院の宗門改帳四八冊を収録する。



ISBN978-4-7924-1068-1 C3321 (2016.11)
A5判 上製本 375頁 本体9,800円


本書の構成はこちらから


 
 清文堂史料叢書既刊はこちらから

 


明治維新を読みなおす
同時代の視点から
青山忠正著


明治維新の本質を、幕末(結果としての幕府の瓦解があったからこその表現であり、この当時の人間がそう認識していたわけではない)の政治課題がどのような内容と歴史的意味をもって立ち現れてきたのか、後世のフィルターではなく当時の当事者の認識に立ち戻って、それを全国統一政府の成立と東アジア世界との訣別のなかで新たな政治体制として作り上げていく動きとして、長期の時系列のなかに捉える。


ISBN978-4-7924-1066-7 C0021 (2017.2)
四六判 並製本 228頁 本体1,700円


本書の構成はこちらから


  ◎毎日新聞 全国版 今週の本棚・新刊に本書の紹介が掲載されました(2017年3月5日)


  著者の関連書籍
  青山忠正著 明治維新の言語と史料




汽船の時代と航路案内
松浦 章著


十九世紀後半から二十世紀前半は、汽船の時代であったといえる。汽船が人の移動、商品の流通、情報の伝播に果たした役割は大きい。日本の船会社は、世界へ航路を拡大していったが、その際に乗客を勧誘する手段として利用したものに「航路案内」という印刷物の存在がある。日本と中国・台湾・北米航路を中心に、日本郵船・大阪商船ほかの「航路案内」を紹介しながら、さまざまを読み解く。「航路案内」から汽船の時代を鮮やかによみがえらせる。


ISBN978-4-7924-1062-9 C3021 (2017.2)
A5判 上製本 375頁 本体8,900円


本書の構成はこちらから




  著者の関連書籍
  松浦 章著 汽船の時代〈近代東アジア海域〉




近世北日本の生活世界
北に向かう人々
菊池勇夫著


松前は「蝦夷地」ではなく、「北奥州松前」という呼び方が示すように、奥州の一部という感覚であった。本書は、北東北(とくに津軽・南部)および松前・蝦夷地に住む民衆的な人々の生活世界に目を向け、その様相をいろいろな角度から明らかにする論考を収録する。生活民俗史的領域へ大きく踏み込み描かれる、北に向かう民衆のリアルな姿は、あらたな民衆史といえる。


ISBN978-4-7924-1061-2 C3021 (2016.11)
A5判 上製本 316頁 本体7,800円


本書の構成はこちらから




  著者の関連書籍
  菊池勇夫著 東北から考える近世史




大坂西町奉行 久須美祐明日記
天保改革期の大坂町奉行
清文堂史料叢書第133刊
藪田 貫 編


天保十四年、七三歳の高齢をもって大坂町奉行に栄転した久須美祐明の『浪華日記』を翻刻。見出し・頭注を付して、利用者の便をはかるとともに、絵図・書簡集等の付録を収録する。
解題 久須美祐明と祐雋―父と子の大坂町奉行―…藪田貫/大坂町奉行の見た天保改革…片山早紀


ISBN978-4-7924-1060-5 C3021 (2016.10)
A5判 上製本 口絵4頁・本文480頁 本体13,500円


本書の構成はこちらから




  著者の関連書籍
  藪田 貫著 新版 国訴と百姓一揆の研究




幕末期狂言台本の総合的研究 大蔵流台本編
小林千草著


書誌・日本語学・表現論からのアプローチからひもとくとともに、幕末期大蔵流狂言台本の翻刻・成城本狂言「武悪」総索引を収録する。


ISBN978-4-7924-1435-1 C3081 (2016.10)
A5判 並製本 310頁 本体3,800円


本書の構成はこちらから




信仰の中世武士団
―湯浅一族と明恵―
高橋 修 著


紀伊湯浅氏と一族出身の高僧明恵を取り上げ、明恵の存在そのものと彼が故郷に残した遺跡が、武士団・湯浅氏の一族結合や領主支配にいかなる意味をもったのか、明恵の足跡と「明恵上人紀州八所遺跡」を復元する作業を通じて考察する。


ISBN978-4-7924-1046-9 C3021 (2016.8)
A5判 上製本 302頁 本体8,000円


本書の構成はこちらから




  著者の関連書籍
  高橋 修著 中世武士団と地域社会




近世旅行史の研究
―信仰・観光の旅と旅先地域・温泉―
高橋陽一著


旅行者の視点に立った「旅行者論」や、旅行者を受け入れる「旅先地域論」といった視点を設定し、従来にはない論点を提起する。旅行史と地域観光論をつなぐ歴史研究書。


ISBN978-4-7924-1057-5 C3021 (2016.8)
A5判 上製本 452頁 本体9,800円


本書の構成はこちらから




東アジアの都市構造と集団性
伝統都市から近代都市へ
井上 徹・仁木 宏・松浦恆雄 編
大阪市立大学文学研究科叢書第9巻


東アジアの都市が前近代から近現代にかけてどのように発展してきたかを把握する比較史的研究の方法を確立する。


ISBN978-4-7924-1053-7 C3020 (2016.3)
A5判 上製本 326頁 本体8,200円


本書の構成はこちらから




奈良の都
古代の人物第2巻
石上英一・鎌田元一・栄原永遠男 監修
佐藤 信編


本書では、八世紀の平城京に都が置かれた奈良時代の前半を中心とした人物を取り上げる。天皇や大臣などの時の為政者・権力者ばかりでなく、女性や政治的な敗者も扱うこととし、社会に影響を与えた僧侶や文化人、そして海外に派遣された遣唐使などにも配慮して選ぶ。取り上げた個々の人物の歩みを生き生きとなぞることを通して、背景にあるその時代の歴史像や社会の特徴を描き出す。


●本書の構成●
奈良時代の人物
〔本巻のねらい〕…………佐藤 信
Ⅰ 天皇家と藤原氏
藤原不比等
〔律令国家の具現者〕………中村修也/藤原武智麻呂〔不比等の子としての立場と行動〕………吉川敏子/元明天皇・元正天皇〔母・娘二代の女帝の活躍〕………山下信一郎/聖武天皇〔富、彷徨、三宝の奴〕………北 啓太/光明皇后〔奈良時代のキーパーソン〕………寺崎保広
Ⅱ くりかえされる政争
長屋王
〔長屋王家木簡の世界から〕………中村順昭/橘 諸兄〔「臣」への道〕………新川登亀男/藤原広嗣〔西海にきえた「大忠臣」〕………西別府元日/玄 昉〔入唐学僧の栄光と挫折〕………川﨑 晃/大伴古麻呂〔天平勝宝の風雲児〕………鐘江宏之/大伴家持〔官人・歌人としての実像〕………西宮秀紀
Ⅲ 文化と政治
太安万侶
〔中級貴族官僚の陰の栄誉・『古事記』撰録〕………増渕 徹/大伴旅人〔ある軍事氏族族長の生涯〕………永山修一/山上憶良〔〈述志〉の歌人〕………増尾伸一郎/阿倍仲麻呂〔古代日本と唐の架け橋〕………榎本淳一/行 基〔民衆と天皇とのあいだで〕………若井敏明




ISBN978-4-7924-0573-1 C3321 (2016.4)
A5判 上製本 402頁 本体4,500円


本書の構成はこちらから




大津代官所同心記録
清文堂史料叢書第132刊
渡邊忠司編著


通常、江戸時代の代官所の吏員は現地採用の手代が中心で、18世紀後半より御家人身分の手附が加わる。ところが、大津代官所には捜査や司法手続を担当する同心が存在し、明治時代初期まで治安を担い続けた。6つの史料を収録し、享保の国分け以降の京都・大坂町奉行所とのやりとりや判例、捜査記録のみならず、多くの文書を収録し、江戸幕府の西国支配の一端を具にする。




ISBN978-4-7924-1054-4 C3021  (2016.5)
A5判 上製本 口絵4頁・本文258頁 本体7,500円


本書の構成はこちらから



 清文堂史料叢書既刊はこちらから


 

新版 国訴と百姓一揆の研究
藪田 貫 著


合法か非合法かで分類されがちだった国訴と百姓一揆に関し、「頼み証文」における委任の論理から近代代議制の萌芽を双方に見出す一方、一揆の典型的なイメージとして語られがちな「竹槍蓆旗」像は自由民権運動期の虚像で、幕末期を除いて一揆は殺傷のための道具は携行していなかったとする。初版刊行当時の熱気溢れる書評を掲載しつつ、1990年代に一世を風靡した名著が甦る。




ISBN978-4-7924-1047-6 C3021  (2016.4)
A5判 上製本 428頁 本体9,600円


本書の構成はこちらから




和歌の浦の誕生
―古典文学と玉津島社―
村瀬憲夫・三木雅博・金田圭弘 著


聖武天皇の紀伊国(玉津島)行幸において誕生した万葉の「若の浦」は、その後平安、中世と時代が進むなかで、豊かに多角的に継承され、また独自に展開して、和歌の聖地としての「和歌の浦」に成長していく。その種々相を追う。




ISBN978-4-7924-1048-3 C0091  (2016.4)
A5判 上製本 222頁 本体3,600円


本書の構成はこちらから


 
 ◎ニュース和歌山に本書の紹介が掲載されました(2016年4月16日)
   
千年続く和歌の浦願い 古典文学専門家3人が出版

  ◎わかやま新報に本書の紹介が掲載されました(2016年5月11日)
   千年先の道しるべに 『和歌の浦の誕生』出版

  ◎毎日新聞 和歌山版に本書の紹介が掲載されました(2016年5月25日)
   蓬莱山巡り大胆仮説 専門枠超え研究者3人共著



帝国日本と地政学
―アジア・太平洋戦争期における地理学者の思想と実践―
柴田陽一著


悪魔の学問視されつつも、地政学は国家運営には避けて通れない学問でもある。英米とドイツの両系統の地政学史を懇切に解説しながら、京都帝国大学の小牧実繁が「皇道」を理念に「日本地政学」を掲げつつ地理学教室を総動員して軍への協力やプロパガンダに勤しむ一方で「満洲国」にも建国大学・南満洲鉄道の両系統で独自に地政学を構築する動きがあったことも見逃さない。地理学者たちを主人公としたもう一つの太平洋戦史。




ISBN978-4-7924-0953-1 C3025  (2016.3)
A5判 上製本 430頁 本体9,600円


本書の構成はこちらから




新発見 豊臣期大坂図屏風
関西大学なにわ大阪研究センター・高橋隆博 監修


オーストリアの古城で新発見された「豊臣期大坂図屏風」をカラー図版で紹介。屏風全体を撮影したパノラマページも収録。金と極彩色で活写された大坂城や大坂の街、そこに暮らす人々の姿が鮮やかに甦る。




ISBN978-4-7924-0701-8 C0021 (2010.4・2016.4)
菊判変型 並製本 91頁 カラー図版70余点 本体1900円


本書の構成はこちらから




世界とつなぐ 起点としての日本列島史
荒武賢一朗編


列島内部の歴史分析、日本と他地域の交流史を、「日本史」に収斂させることなく、日本から発信してより広い視座で議論する。




ISBN978-4-7924-1049-0 C3021  (2016.2)
A5判 上製本 366頁 本体6,800円


本書の構成はこちらから




  著者の関連書籍
  荒武賢一朗著 屎尿をめぐる近世社会 ―大坂地域の農村と都市―




鎌倉時代公武関係と六波羅探題
木村英一著


本書では、六波羅探題が有していた様々な機能の具体的内容およびその遂行の形態や歴史的変遷、さらに六波羅探題がこうした諸機能を果たすにあたっての公家政権・王権との関係、あるいは公家政権・関東(幕府)との相互関係を中心に検討し、六波羅探題の本質と歴史的位置について考察することによって、鎌倉時代の公武関係を視野に入れた総合的な政治史を描き出す。



ISBN978-4-7924-1037-7 C3021 (2016.1)
A5判 上製本 350頁 本体8,500円


本書の構成はこちらから




ことば・ロジック・デザイン
デザイナー・クリエイターを目指す方々へ
妻木宣嗣著


新学科立ち上げに携わった著者の講義録をもとに再編集。デザイナー・クリエイターを目指す学生へ、「言葉」の重要性をうったえかける。



ISBN978-4-7924-1023-0 C0070 (2015.12)
A5判 並製本 254頁 本体2,300円


本書の構成はこちらから




  著者の関連書籍
  妻木宣嗣著 近世の建築・法令・社会




明智一族 三宅家の史料
三宅家史料刊行会編


明智光秀・光秀の娘である細川ガラシャに連なる家系であった、三宅藤兵衛に始まる肥後細川旧臣・三宅家に伝来する文書を集大成。



ISBN978-4-7924-1043-8 C3321 (2015.11)
A5判 上製本 口絵8頁・本文830頁 本体24,000円


本書の構成はこちらから

 
  

西宮神社御社用日記 第三巻
清文堂史料叢書第122刊
西宮神社文化研究所編


全国えびす神社の総本社として知られる、西宮神社。昭和二十年の空襲の難を免れた元禄七年以来の社用日記群を翻刻出版。
凡例/西宮神社御社用日記(享保二年〈1717〉~享保十三年〈1728〉)/年表/享保期における広田社遷宮と西宮社開帳(松本和明)/享保期、西宮神社による関東・東北地方の願人改めについて(志村 洋)/尼崎藩主要役職就任者一覧(松本和明)



ISBN978-4-7924-1003-2 C3321 (2015.10)
A5判 上製本 476頁 本体11,500円


本書の構成はこちらから



  本書の関連書籍
  西宮神社文書



  

平安の新京
古代の人物第4巻
石上英一・鎌田元一・栄原永遠男 監修
吉川真司編


平安時代の幕開けと動揺
古代王権最盛期の文化と転換期の群像をよみとく


●本書の構成●
平安の新京
〔本巻のねらい〕…………吉川真司
Ⅰ 平城京と平安京
桓武天皇
〔中国的君主像の追求と「律令制」の転換〕…………大隅清陽/早良親王〔「皇太子置定」の困難〕…………柴田博子/坂上田村麻呂〔征夷副将軍になるまでを中心に〕…………熊谷公男/高丘親王(真如)〔菩薩の道、必ずしも一致せず〕…………谷口美樹
Ⅱ 王権の安定
嵯峨天皇
〔唐風を整え、幽境に遊ぶ〕…………西本昌弘/最 澄〔仏法具足の大日本国〕…………上川通夫/空 海〔鎮護国家・国王護持の密教者〕…………堀 裕/源 信・常・定〔臣籍降下した皇子たち〕…………岡村幸子/有智子内親王〔「文章経国」の時代の初代賀茂斎院〕…………丸山裕美子/仁明天皇〔宮廷の典型へ〕…………遠藤慶太/讃岐永直〔律令国家と明法道〕…………前田禎彦
Ⅲ 前期摂関政治へ
伴 善男
〔逆臣か「良吏」か〕…………京樂真帆子/円 仁〔東部ユーラシア史の変動を記録した入唐僧〕…………山内晋次/藤原良房・基経〔前期摂関政治の成立〕…………吉川真司/藤原高子〔廃后事件の背景と歴史的位置〕…………山本一也/藤原保則〔激動の時代を生きた良吏〕…………樋口知志



ISBN978-4-7924-0571-7 C3321 (2015.10)
A5判 上製本 404頁 本体4,500円


本書の構成はこちらから




近世の軍事・軍団と郷士たち
長屋隆幸著


第一に、江戸時代前期における武士の軍事面における役割・存在意義と、軍事・軍役へ彼らが抱いていた意識について考察し、第二に郷士と呼ばれた存在の軍事的な意義について明らかにする。軍団が、戦争の世の中で最適化していた姿から、平和な時代に対応した姿へと、社会状況の要請によって姿を変えていったことを解明する。



ISBN978-4-7924-1041-4 C3021 (2015.10)
A5判 上製本 350頁 本体8,500円


本書の構成はこちらから




尾張藩社会の総合研究 《第六篇》
岸野俊彦編



「尾張藩社会の文化・宗教と政治」・「尾張藩社会の領主と地域政治」・「尾張藩社会と幕藩社会」の三部構成。『新修名古屋市史』『愛知県史』の史料調査の成果を盛り込み、新たな展開をみせるシリーズ第6冊目。巻末にシリーズ通巻目次を配した。



ISBN978-4-7924-1045-2 C3021 (2015.9)
A5判 上製本 494頁 本体11,500円


本書の構成はこちらから




中世語彙語史論考
小林賢次著


「質問表現の類義語をめぐる論考」「類義語の史的考察」「否定推量・否定意志の表現」「文体と資料」の4部構成。類義表現の差異を論じ、〈類義語(表現)〉という一本の筋が、著者の仕事とその魅力を余すところなく伝える。



ISBN978-4-7924-1433-7 C3081 (2015.6)
A5判 上製本 398頁 本体9,000円


本書の構成はこちらから




増補版 戦国期三好政権の研究
天野忠幸著


従来室町政治史や京都争奪戦の中で管領細川氏との一連の存在、織田信長上洛までの京都支配の序幕としてのみ評価されがちだった三好氏。しかし、織田・豊臣政権の原型として、国郡制より実情に即した行政区画の設定や、法華宗との連携や共同体を支配の基礎におくなどの先進的な性格を明らかにし、室町幕府を超剋する支配方式を編み出した三好「政権」として位置付ける。待望の増補版。



ISBN978-4-7924-1039-1 C3021 (2015.8)
A5判 上製本 444頁 本体9,800円


本書の構成はこちらから




通説を見直す
16~19世紀の日本
平川 新編


日本史研究において、通説となっている解釈をとらえ直す視点からみる歴史論集。
第1部は「戦争・政治・権力」をテーマに、第2部では、「社会・経済・生活」を中心にした論考を収録する。


ISBN978-4-7924-1035-3 C3021 (2015.5)
A5判 上製本 266頁 本体6,600円


本書の構成はこちらから




馬琴読本の様式
中尾和昇著


馬琴の遺した文学史上の功績である「様式」を追究する。


ISBN978-4-7924-1432-0 C3081 (2015.6)
A5判 上製本 270頁 本体7,600円


本書の構成はこちらから




日本語学講座 全10巻
今野真二著


第10巻 言語の揺れ

さまざまに変化することば。
「揺れる」言語事象を、さまざまな文献から読み解く。
全巻完結 附・通巻索引

ISBN978-4-7924-1042-1 C3381 (2015.5)
A5判 上製本 270頁 本体3,500円


本書の構成はこちらから



全巻構成はこちらから



 著者の関連書籍
 今野真二著  仮名表記論攷

 今野真二著 大山祇神社連歌の国語学的研究




「河内学」の世界
大阪経済法科大学 河内学研究会編


河川が造りあげた国という特徴を備える「河内国」。河内地域の自然と歴史・遺跡などを「川」とのかかわりに注目しながら紹介する。



ISBN978-4-7924-1040-7 C3021 (2015.5)
A5判 並製本 192頁 本体2,800円


本書の構成はこちらから




中世日本海の流通と港町
仁木 宏・綿貫友子編


北陸においては、放生津を除き、守護所が置かれた中世の有力な港町から近世城下町への展開が図られていくという特徴に着目し、これらの港町の形成と展開を地形などさまざまな角度から具体的に解明する7本の論考と、陸奥国十三湊から石見国益田に至る港津12ヶ所について個々に概説したコラム【港町をめぐる】で構成する。



ISBN978-4-7924-1024-7 C3021 (2015.3)
A5判 上製本 320頁 本体8,200円


本書の構成はこちらから




都市社会史の視点と構想
法・社会・文化
塚田 孝著


第一部「近世大坂の法と社会」、第二部「近世大坂の町と仲間」とに編成し、大坂の都市社会史に関する論考をまとめる。〈法〉〈社会〉〈文化〉をキーワードに、都市大坂を舞台とした都市社会史を全体史として把握するための構想を提示し、そのための分析方法や視角を提起する「共同の営為としての歴史学」の成果。



ISBN978-4-7924-1036-0 C3021 (2015.3)
A5判 上製本 350頁 本体8,000円


本書の構成はこちらから




中国の監獄改良論と小河滋次郎
孔 穎著


中国刑獄の悪名は西洋列強に中国内政への干渉に大きな口実を与えることになり、清末監獄改良運動への大きな推進力となった。本書では、中国における監獄制度の近代化に関して、いかに日本を模範として西洋的な監獄制度を導入したかについて解明する。なかでも、近代日本監獄学の木鐸である小河滋次郎が、どうして清末の監獄改良の事業に多大な情熱と熱望をかけたかについて詳述する。



ISBN978-4-7924-1038-4 C3022 (2015.3)
A5判 上製本 382頁 本体8,500円


本書の構成はこちらから




近世熊野の民衆と地域社会
笠原正夫著


本書は、三つの側面から熊野地域を取り上げる。第一は紀伊徳川家の統治であり、第二は林業・漁業などの経済活動であり、第三は人の交流や商品流通の広がりである。山深い山林に入って働き、荒海で漁稼ぎや船稼ぎをして生活する地域の姿から、「熊野信仰」をもとにした熊野とちがった熊野の歴史を描く。



ISBN978-4-7924-1029-2 C3021 (2015.3)
A5判 上製本 352頁 本体8,800円


本書の構成はこちらから




  著者の関連書籍
  笠原正夫著 紀州藩の政治と社会




江戸時代の政治と地域社会 全2巻 
平川 新 編


  「セオリーから出発するのではなく、史料に書かれている事柄から出発すること」。
編者の東北大学在職中の講筵に連なる、気鋭の研究者が論考を寄せる。第一巻では、仙台藩主の学問や藩政の展開、伊達騒動、幕末の政治動向等を取り上げて同藩を中心とした興味深い各問題を詳述する。第二巻では、無宿や博徒の取締り、神社争論、地域の紛争処理、動物観、旅と景観河川流域の環境と資源、安政期のコレラ流行などに加え、平川氏の論考も加わり、多彩な問題意識に基づいた各論文を収録する。


第一巻 藩政と幕末政局

ISBN978-4-7924-1031-5 C3321 (2015.3)
A5判 上製本 276頁 本体7,500円



第二巻 地域社会と文化

ISBN978-4-7924-1032-2 C3321 (2015.3)
A5判 上製本 276頁 本体7,500円


全2巻の構成はこちらから




近世大坂と被差別民社会
寺木伸明・藪田 貫編


大阪近世人権史研究会の研究活動の成果であり、1980年代以降における身分制と近世社会をめぐる研究潮流のもたらしたひとつの帰結である。新出史料を該当論文の末尾に翻刻収録し、また、適宜コラム欄を設けて、分かりやすく記述している。



ISBN978-4-7924-1030-8 C3021 (2015.2)
A5判 上製本 428頁 本体9,800円


本書の構成はこちらから




屎尿をめぐる近世社会
大坂地域の農村と都市
荒武賢一朗著


「農村の生産、都市の消費」という性格を持つ蔬菜(青物)と、「都市の生産、農村の消費」という特徴を持つ屎尿の流通構造を解明することから、農村と都市・百姓と町人の関係をみなおす。さらに、屎尿問題が肥料から衛生政策の概念に入っていく過程を取り上げ、近世から近代へと移りゆく社会情勢をみすえる。



ISBN978-4-7924-1027-8 C3021 (2015.1)
A5判 上製本 326頁 本体7,200円


本書の構成はこちらから




  著者の関連書籍
  荒武賢一朗編 世界とつなぐ 起点としての日本列島史




旅する俳諧師
芭蕉叢考 二
深沢眞二著


平成27年度文部科学大臣賞(伊賀市・芭蕉顕彰会)受賞
芭蕉と曾良、そして清風ら地元の俳人たちの表現の差違を微細に汲み取り、芭蕉の目指した俳風や当時のありかたを描き出す。



ISBN978-4-7924-1431-3 C3092 (2015.1)
A5判 上製本 476頁 本体8,500円


本書の構成はこちらから




  著者の関連書籍
  深沢眞二著 風雅と笑い―芭蕉叢考




福山藩地方書の研究
阿部氏治世期徴租法の解明
勝矢倫生著


阿部氏治世期の福山藩は、17世紀の増収分が幕領に編入された上、藩主が幕閣に連なることが多くて目が行き届かず、苛政に走るきらいがあった。これに対するアンチテーゼとして成立した形跡のある地方書「郷中覚書」の解析を中心に米に限らず、麦・綿・藺・木綿・稗等の多様な作付作物や屋敷地への貢租徴収仕法の展開事情や、災害後の復興策としての起こし鍬下年季仕法について考察する。


ISBN978-4-7924-1034-6 C3021 (2015.1)
A5判 上製本 386頁 本体8,800円


本書の構成はこちらから




藩財政再考
藩財政・領外銀主・地域経済
伊藤昭弘著


困窮・窮乏といった文言で説明されることが多かった近世後期における諸藩の財政について、藩財政構造・銀主と藩の関係・藩と藩領経済という資金循環構造について検討する。そこからみえてくるのは、財政難を理由に増税やリストラ、借金踏み倒しを実行しつつ、一方では蓄財に勤しみ、蓄えた財の維持・増殖のために腐心し、「藩」と「藩領経済」の双方が利益を享受できる体制の確立を目指す藩の姿である。


ISBN978-4-7924-1028-5 C3021 (2014.12)
A5判 上製本 350頁 本体8,500円


本書の構成はこちらから




たたら吹製鉄の成立と展開
角田徳幸著


第6回日本考古学協会賞(奨励賞)受賞
俵國一博士の『古来の砂鉄製錬法』への考古学的検討にはじまり、「山のたたら・海のたたら」という概念から水運の重要性に着目する。最後に、韓国の古来の製鉄についてのありようをあきらかにし、鉄の歴史を解明する。


ISBN978-4-7924-1021-6 C3021 (2014.12)
B5判 上製本 318頁 本体9,500円


本書の構成はこちらから




近世尾張の地域・村・百姓成立(なりたち)
大塚英二著


近世の尾張地域とはいかなる地域か? 村を超えた地域・村・百姓の構造化された成立(なりたち)としての地域秩序を考究する。


ISBN978-4-7924-1026-1 C3021 (2014.11)
A5判 上製本 326頁 本体8,500円


本書の構成はこちらから



  著者の関連書籍
  大塚英二著 日本近世地域研究序説




講座 東北の歴史 全六巻
監修 入間田宣夫


第二巻 都市と村(最終回配本)
平川 新・千葉正樹編



■都市
都市は人々が集住し、高度化された諸機能が集中した地域である。時代や地域に即した都市の特徴を描く。

考古学から見た多賀国府
 ……多賀城市教育委員会 千葉孝弥
奥羽の港町
 ……大阪教育大学 綿貫友子
戦前期東北における百貨店の展開過程
 ―岩手・宮城・山形・福島を中心に― ……東北大学学術資源研究公開センター史料館 加藤 諭
戦後地域民主化と文化運動
 ……信州大学 大串潤児

■村
村は自然に周囲され、農業あるいは林業といった第一次産業が主要な生業となった地域である。村の生活や開発のありようなどについて時代的特徴を分析した。

東北の墨書土器と地域社会
 ……国立歴史民俗博物館 三上喜孝
中世のマチとムラ
 ……福島県文化振興財団 飯村 均
村から見た伊達騒動
 ……宮城学院女子大学 平川 新
北上川下流域における村の暮らしと百姓相続
 ―江戸時代の桃生郡橋浦村を中心に― ……常磐大学 平野哲也
南奥羽の村絵図世界
 ……一関市博物館 相馬美貴子
二宮尊徳と中村藩の報徳仕法
 ―村を興し国を興す― ……東北大学名誉教授 大藤 修


ISBN978-4-7924-0957-9 C3321 (2014.10)
A5判 上製本 286頁 本体4,600円



全巻構成はこちらから




中世の人物 京・鎌倉の時代編 全三巻
元木泰雄・野口 実・平 雅行 編


第三巻 公武権力の変容と仏教界
平 雅行 編

紅旗征戎吾が事に非ず。新時代の陣痛のなかで悪戦苦闘した人々の内面に迫る。

Ⅰ承久の乱と朝廷
後鳥羽院
 ~万能の君の陥穽~ … 美川 圭
九条道家
 ~院政を布いた大殿~ … 井上幸治
西園寺公経
 ~当世の重臣、比肩すべき人無し、諸事思うがごときの人なり~ … 山岡 瞳
藤原秀康
 ~鎌倉前期の京武者と承久の乱~ … 長村祥知
藤原定家
 ~歌の切り棄て「かた腹いたや」~ … 谷  昇
コラム 動揺する仁和寺御室 … 金 正文

Ⅱ執権政治をめぐる群像
源 実朝
 ~青年将軍の光と影~ … 坂井孝一
北条政子
 ~朦朧の御台所~ … 黒嶋 敏
北条義時
 ~義時朝臣天下を并呑す~ … 田辺 旬
北条泰時
 ~東西文化を融合させた宰相~ … 菊池紳一
北条時房と重時
 ~六波羅探題から連署へ~ … 久保田和彦
九条頼経・頼嗣
 ~棟梁にして棟梁にあらざる摂家将軍の蹉跌~ … 岩田慎平
竹御所と石山尼
 ~「家」をつないだ女性たち~ … 小野 翠
三浦義村
 ~八難六奇の謀略、不可思議の者~ … 真鍋淳哉
大江広元と三善康信(善信)
 ~京・鎌倉をむすぶ文士のつながり~ … 佐藤雄基
宇都宮頼綱
 ~京都で活動した東国武士~ … 野口 実
コラム 鎌倉幕府と陰陽師 … 赤澤春彦

Ⅲ顕密仏教と禅律僧
慈  円
 ~法壇の猛将~ … 菊地大樹
聖  覚
 ~エリート学僧の挫折~ … 平 雅行
定  豪
 ~鎌倉幕府の政僧~ … 海老名尚
円  爾
 ~公武の帰依と南宋文化~ … 原田正俊
叡  尊
 ~宗教的「平和」運動と鎌倉下向~ … 細川涼一
コラム 東大寺宗性――学僧多忙 … 横内裕人

ISBN978-4-7924-0996-8 C3321 (2014.7)
A5判 上製本 392頁 本体4,500円



第一巻 保元・平治の乱と平氏の栄華(好評配本中)
元木泰雄 編
諸行無常の響あり。清盛の栄華を軸に、諸勢力の興亡を描く。
Ⅰ鳥羽院政と保元の乱/Ⅱ平治の乱と後白河院政の成立/Ⅲ平氏の栄華
ISBN978-4-7924-0994-4 C3321 (2014.3)
A5判 上製本 422頁 本体4,500円



第二巻 
治承~文治の内乱と鎌倉幕府の成立(好評配本中)
野口 実 編
軍中は将軍の令を聞いて、天子の詔を聞かず。「天下草創」の激浪に翻弄された貴賤男女の群像を活写する。
ISBN978-4-7924-0995-1 C3321 (2014.6)
A5判 上製本 436頁 本体4,500円



全巻の構成はこちらから



書店様向け販売促進用パンフレット(PDFファイル)




口承文芸研究のネットワーク(最終回配本)
野村純一著作集 第九巻


口承文芸学を形成した知的連携の全容をしめす。著者のまなざしが読み取れる、全9巻の総合索引を付す。

第一篇 口承文芸研究のネットワーク/第二篇 採訪実感:考えつつ歩み、歩みつつ考える/第三篇 昔話集を読む/第四篇 瓢箪の本棚
―書評と紹介―【付 未刊稿】言わず、もがなのあとがき―立派な言葉―
解説 野村純一の足跡、ここにあり…石井正己/解題 つながりの昔話研究…飯倉義之/野村純一博士略年譜/野村純一著作集総索引

ISBN978-4-7924-0711-7 C3339 (2013.4)
A5判 上製本 526頁 本体10,000円


本書の構成はこちらから



野村純一著作集 全巻構成はこちらから




市場と流通の社会史 全3巻
山田雅彦・原田政美・廣田 誠編


市場と流通の歴史から社会を読み解く新シリーズ


第2巻 日本とアジアの市場の歴史
原田政美



人々の生活に必要不可欠な食料品をはじめ様々な商品を供給し続けた市場について日本の近世~近代、さらにアジアにおける歴史を明らかにする。


序 日本とアジアの市場の歴史…原田政美/Ⅰ 近世城下町の生鮮食料品市場…藤田貞一郎/Ⅱ 日本における卸売市場制度成立史…原田政美/Ⅲ 戦前期のわが国における日用品小売市場の形成と展開…廣田 誠/Ⅳ 大野勇の市場論…長谷部弘/Ⅴ 漁業資本と水産物供給…高  宇/Ⅵ 韓国における小売市場の成長と限界…白 寅秀/Ⅶ 近代北京における公設市場の開設と展開…于 小川/Ⅷ ムガル朝と市場…長島 弘

ISBN978-4- 7924-0935-7 C0320 (2012.9)
A5判 上製本 290頁 本体3,800円


第1巻 伝統ヨーロッパとその周辺の市場の歴史(既刊)
山田雅彦編
全10章の独立した論稿から、かかるテーマに関する可能な限りの通史を構成する。そこからみえてくるのは、市場における自生的で自由な運動と、それを統制し管理しようとする作用の相互関係の問題である。
ISBN978-4-7924-0933-3 C0320 (2010.12)
A5判 上製本 316頁 本体3,800円


第3巻 近代日本の交通と流通・市場(既刊)
廣田 誠編
近代化の中で飛躍的に発展した鉄道網・陸上交通網が経済と社会にあたえた影響をよみとく。人と物の流れから考える近代史研究。
ISBN978-4- 7924-0936-4 C0321 (2011.11)
A5判 上製本 266頁 本体3,800円


全体の構成はこちらから



 編者の関連書籍
 廣田 誠著  近代日本の日用品小売市場




新視点による西鶴への誘い
西鶴を楽しむ別巻②
谷脇理史・広嶋 進 編著


急逝された谷脇氏を偲ぶ、異色の西鶴案内書。


ISBN978-4-7924-1418-4 C0395 (2011.8)
四六判 上製本 304頁 本体3,400円


本書の構成はこちらから


   

日本中世の西国社会 全3巻
川岡 勉・古賀信幸編


第3巻 西国の文化と外交(最終回配本・全巻完結)

大内氏の文化に代表される「西国社会」と東アジア世界とのかかわりを、仏教や文化、また貿易などを主題におきながらとらえなおす。

はじめに――西国の文化と外交…川岡 勉・古賀信幸第1章 東アジア禅宗世界の変容と拡大…伊藤幸司第2章 大内氏の外交と室町政権…須田牧子第3章 周防国大内氏とその氏寺興隆寺の質的変容…真木隆行第4章 伊予における天台律系寺院の創立と展開…石野弥栄第5章 縁辺部からみる西日本の貿易陶磁…降矢哲男第6章 国際都市博多…大庭康時第7章 中世港町佐賀関と海部の海民文化…鹿毛敏夫第8章 豊後府内と南蛮貿易…坪根伸也

ISBN978-4-7924-0929-6 C3321 (2011.12)
A5判 上製本 298頁 本体3,800円


第1巻 
西国の権力と戦乱(第1回配本・既刊)
本巻の前半では文献史学の立場から、後半では中世考古学や縄張り研究の側から、西国の権力と戦乱という主題に迫る。
ISBN978-4-7924-0927-2 C3321 (2010.12)
A5判 上製本 324頁 本体3,800円


第2巻 西国における生産と流通(第2巻配本・既刊)
古くから海の風景でイメージされることの多い「西国社会」の特徴を、生産や流通など、経済活動を中心によみとく。
ISBN978-4-7924-0928-9 C3321 (2011.8)
A5判 上製本 348頁 本体3,800円



全3巻の構成はこちらから



 編者の関連書籍
 川岡 勉著  中世の地域権力と西国社会

 


弘前城築城四百年
城・町・人の歴史万華鏡
長谷川成一監修


北の大地に台頭した新興近世大名の居城から、軍都、学都への歩みをたどる。


ISBN978-4-7924-0934-0 C0021 (2011.1)
四六判 上製本 284頁 本体2,700円


本書の構成はこちらから



 監修者の関連書籍
 長谷川成一著  北奥羽の大名と民衆

 長谷川成一監修 北方社会史の視座 全四巻




説話論集 第十八集 上代における伝承の形成
説話と説話文学の会編

「歌語り」から「歌物語」へ ―『万葉集』のばあい― ……身崎 壽/説話の生成と展開 ―浦島説話を俎上に― ……廣岡義隆/歌われた伝説 ―万葉集の「浦島子」― ……村田右富実/「鎮懐石」伝承の諸相……大浦誠士/記紀における夢と呪術の複合的記述 ―神武・崇神・垂仁・神功― ……菊川恵三/吉備の黒日売訪問譚……平舘英子/百合と風 ―イスケヨリヒメ攷― ……内田賢德/上代の神話・伝説における「今」と「存」をめぐって……橋本雅之/駅家
(うまや)の文芸・ミヤケの文芸 ―風土記説話の生成― ……飯泉健司/勝宝の金……奥村和美

ISBN978-4-7924-1360-6 C3091 (2010.4)
A5判 上製本 318頁 本体7,000円


シリーズ既刊の詳細はこちらから
 



大阪伝承地誌集成
三善貞司編著

大阪の記憶  大阪府域に伝わる奇談・寺社縁起・芸能・遺跡遺物・人物など万般にわたる伝承と地誌を半世紀の年月をかけて採録した、3,575項目を収録する。超大作。


ISBN978-4-7924-0647-9 C0521 (2008.5)
菊判 上製本 1506頁 本体18,000円


本書の構成はこちらから



 著者の関連書籍
 三善貞司編 大阪人物辞典





TOP