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■近世政治社会への視座
〈批評〉で編む秩序・武士・地域・宗教論
高野信治著
私たちの生活は権力を持つ(預かる)者の政治のあり方や人々が日々活動する社会の実相に少なからずの影響をうけ、かかる政治と社会は一体的な関係のなかで動く。権力と民、また民相互の諸関係の解明という、著者の総合的な歴史解析の視座からは、秩序・武士・地域・宗教などの様々な事象は繋がりながら、日本近世の政治と社会を成り立たせていることが読み解けよう。
ISBN978-4-7924-1080-3 C3021 (2017.11)
A5判 上製本 304頁 本体3,800円
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著者の関連書籍
高野信治著 大名の相貌―時代性とイメージ化―
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■歴史ルポルタージュ島原天草の乱 全3巻
吉村豊雄著
第1巻 百姓たちの戦争
一揆の過程を、幕藩領主側との武力による戦いの過程、「戦争」として描くことと、松倉家・寺沢家の牢人が一揆の企てに加わったという、知られざるシナリオを明らかにし、一揆首謀者の企てが島原藩領・天草領での一揆、「百姓たちの戦争」へと展開していく歴史の深みを解き明かす。
ISBN978-4-7924-1073-5 C0321 (2017.11)
四六判 並製本 300頁 本体1,900円
第2巻 原城の戦争と松平信綱
天草島原の乱における原城攻防戦、原城戦争において、十三万近くの幕藩軍を率いて一揆を制圧した松平信綱。戦後の軍功バトルの処理から中央政界のトップに上りつめるキッカケとなった政治的光芒を描く。「知恵伊豆」の真骨頂というべき政治舞台へいざなう。
ISBN978-4-7924-1079-7 C0321 (2017.11)
四六判 並製本 156頁 本体1,500円
第3巻 潜伏キリシタン村落の事件簿
日本キリシタン史上、空前の規模のキリシタン発覚事件。天草下島西海岸の潜伏キリシタンの村々が、幕府領の天草郡を預かる島原藩の探索・取り調べを受け、最終的に五千二百五人もの潜伏キリシタンが摘発されていく事件に分け入った史的ルポルタージュ。
ISBN978-4-7924-1076-6 C0321 (2017.11)
四六判 並製本 228頁 本体1,800円
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◎朝日新聞全国版 文化の扉歴史編「天草四郎」は幻か でも本書が紹介されています(2017年11月12日)
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■紀州陶磁器史研究
中村貞史著
骨董的価値観を排し、発掘調査の成果や確実な史料に基づいてその開窯から廃窯までの変遷、作品、経営形態、陶工等を解説。
ISBN978-4-7924-1064-3 C3072 (2017.7)
A5判 上製本 口絵50頁(図版98点)・総406頁 本体9,500円
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■民衆運動からみる幕末維新
谷山正道著
民衆運動と地域リーダーの活動の史的意義を究明するとともに、地域民衆の視座から、近代への移行のあり方を探る。
ISBN978-4-7924-1071-1 C3021 (2017.5)
A5判 上製本 462頁 本体11,500円
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著者の関連書籍
廣吉壽彦・谷山正道編 大和国高瀬道常年代記 全2冊
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■近世の法令と社会
萩藩の建築規制と武家屋敷
妻木宣嗣・曽我友良・橋本孝成 著
近世城下町の武家屋敷に対する藩の建築規制と各事例への対応というこれまで体系的に論じられることになかった分野に関する新たな研究。
ISBN978-4-7924-1067-4 C3021 (2017.6)
A5判 上製本 386頁 本体9,200円
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著者の関連書籍
妻木宣嗣著 近世の建築・法令・社会
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■クチとオク
住まいの民俗学的研究の一視座
森 隆男著
第14回日本民俗建築学会竹内芳太郎賞受賞
住居民俗論の中心的な分析概念とされてきた「オモテ↔ウラ」「カミ↔シモ」に対して「クチ⇄オク」という視点を提唱する。
ISBN978-4-7924-1072-8 C3039 (2017.3)
A5判 上製本 344頁 本体8,800円
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著者の関連書籍
森 隆男編 民俗儀礼の世界
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■わかやまを学ぶ
紀州地域学 初歩の初歩
和歌山大学フィールドミュージアム叢書4
東 悦子・藤田和史 編
多くの受講生が押し掛ける人気講義をもとに編集。「わかやま」をフィールドとして調査・研究をすすめている執筆陣の研究成果を届ける。
ISBN978-4-7924-1070-4 C0321 (2017.3)
四六判 並製本 191頁 本体1,800円
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■東北の民俗芸能と祭礼行事
菊地和博著
シシ踊り、修験系山伏神楽・番楽、田植え踊りの三分野を中心に、民俗芸能研究を通して東北の地域性・固有性を明らかにする。
ISBN978-4-7924-1059-9 C3039 (2017.3)
A5判 上製本 428頁 本体9,800円
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著者の関連書籍
入間田宣夫・菊地和博編 講座 東北の歴史 第五巻 信仰と芸能
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■旅と交流にみる近世社会
高橋陽一編著
従来の宿駅・助郷・関所や寺社参詣にとどまらず、国益思想の一環としての旅人統制、藩の番所の運用、飯盛女、文化の地震後の象潟をめぐる環境保全と領民の生業確保の相剋、江戸勤番武士の生活圏、俳諧と心学、地士の誇りや教養と参詣、名所宮島と清盛伝説等、環境史や思想史も関連する多様な側面から人の移動や交流から近世史通観を試みる。
ISBN978-4-7924-1065-0 C3021 (2017.3)
A5判 上製本 308頁 本体5,600円
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著者の関連書籍
高橋陽一著 近世旅行史の研究―信仰・観光の旅と旅先地域・温泉―
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■唐船法帖の研究
馬 成芬著
長崎貿易を通じて中国から日本に舶載された書籍のうち、「書道」に関するものの考察から、江戸時代の日本と中国の文化交渉を考える。
ISBN978-4-7924-1069-8 C3021 (2017.4)
A5判 上製本 206頁 本体6,000円
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■汽船の時代と航路案内
松浦 章著
十九世紀後半から二十世紀前半は、汽船の時代であったといえる。汽船が人の移動、商品の流通、情報の伝播に果たした役割は大きい。日本の船会社は、世界へ航路を拡大していったが、その際に乗客を勧誘する手段として利用したものに「航路案内」という印刷物の存在がある。日本と中国・台湾・北米航路を中心に、日本郵船・大阪商船ほかの「航路案内」を紹介しながら、さまざまを読み解く。「航路案内」から汽船の時代を鮮やかによみがえらせる。
ISBN978-4-7924-1062-9 C3021 (2017.2)
A5判 上製本 375頁 本体8,900円
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著者の関連書籍
松浦 章著 汽船の時代〈近代東アジア海域〉
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■近世北日本の生活世界
北に向かう人々
菊池勇夫著
松前は「蝦夷地」ではなく、「北奥州松前」という呼び方が示すように、奥州の一部という感覚であった。本書は、北東北(とくに津軽・南部)および松前・蝦夷地に住む民衆的な人々の生活世界に目を向け、その様相をいろいろな角度から明らかにする論考を収録する。生活民俗史的領域へ大きく踏み込み描かれる、北に向かう民衆のリアルな姿は、あらたな民衆史といえる。
ISBN978-4-7924-1061-2 C3021 (2016.11)
A5判 上製本 316頁 本体7,800円
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著者の関連書籍
菊池勇夫著 東北から考える近世史
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■信仰の中世武士団
―湯浅一族と明恵―
高橋 修 著
紀伊湯浅氏と一族出身の高僧明恵を取り上げ、明恵の存在そのものと彼が故郷に残した遺跡が、武士団・湯浅氏の一族結合や領主支配にいかなる意味をもったのか、明恵の足跡と「明恵上人紀州八所遺跡」を復元する作業を通じて考察する。
ISBN978-4-7924-1046-9 C3021 (2016.8)
A5判 上製本 302頁 本体8,000円
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著者の関連書籍
高橋 修著 中世武士団と地域社会
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■近世旅行史の研究
―信仰・観光の旅と旅先地域・温泉―
高橋陽一著
旅行者の視点に立った「旅行者論」や、旅行者を受け入れる「旅先地域論」といった視点を設定し、従来にはない論点を提起する。旅行史と地域観光論をつなぐ歴史研究書。
ISBN978-4-7924-1057-5 C3021 (2016.8)
A5判 上製本 452頁 本体9,800円
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■新版 国訴と百姓一揆の研究 藪田 貫 著
合法か非合法かで分類されがちだった国訴と百姓一揆に関し、「頼み証文」における委任の論理から近代代議制の萌芽を双方に見出す一方、一揆の典型的なイメージとして語られがちな「竹槍蓆旗」像は自由民権運動期の虚像で、幕末期を除いて一揆は殺傷のための道具は携行していなかったとする。初版刊行当時の熱気溢れる書評を掲載しつつ、1990年代に一世を風靡した名著が甦る。
ISBN978-4-7924-1047-6 C3021 (2016.4)
A5判 上製本 428頁 本体9,600円
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■帝国日本と地政学
―アジア・太平洋戦争期における地理学者の思想と実践―
柴田陽一著
第17回人文地理学会賞(学術図書部門)受賞
悪魔の学問視されつつも、地政学は国家運営には避けて通れない学問でもある。英米とドイツの両系統の地政学史を懇切に解説しながら、京都帝国大学の小牧実繁が「皇道」を理念に「日本地政学」を掲げつつ地理学教室を総動員して軍への協力やプロパガンダに勤しむ一方で「満洲国」にも建国大学・南満洲鉄道の両系統で独自に地政学を構築する動きがあったことも見逃さない。地理学者たちを主人公としたもう一つの太平洋戦史。
ISBN978-4-7924-0953-1 C3025 (2016.3)
A5判 上製本 430頁 本体9,600円
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■新発見 豊臣期大坂図屏風
関西大学なにわ大阪研究センター・高橋隆博 監修
オーストリアの古城で新発見された「豊臣期大坂図屏風」をカラー図版で紹介。屏風全体を撮影したパノラマページも収録。金と極彩色で活写された大坂城や大坂の街、そこに暮らす人々の姿が鮮やかに甦る。
ISBN978-4-7924-0701-8 C0021 (2010.4・2016.4)
菊判変型 並製本 91頁 カラー図版70余点 本体1900円
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■世界とつなぐ 起点としての日本列島史
荒武賢一朗編
列島内部の歴史分析、日本と他地域の交流史を、「日本史」に収斂させることなく、日本から発信してより広い視座で議論する。
ISBN978-4-7924-1049-0 C3021 (2016.2)
A5判 上製本 366頁 本体6,800円
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著者の関連書籍 荒武賢一朗著 屎尿をめぐる近世社会 ―大坂地域の農村と都市―
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■鎌倉時代公武関係と六波羅探題
木村英一著
本書では、六波羅探題が有していた様々な機能の具体的内容およびその遂行の形態や歴史的変遷、さらに六波羅探題がこうした諸機能を果たすにあたっての公家政権・王権との関係、あるいは公家政権・関東(幕府)との相互関係を中心に検討し、六波羅探題の本質と歴史的位置について考察することによって、鎌倉時代の公武関係を視野に入れた総合的な政治史を描き出す。
ISBN978-4-7924-1037-7 C3021 (2016.1)
A5判 上製本 350頁 本体8,500円
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■ことば・ロジック・デザイン
デザイナー・クリエイターを目指す方々へ
妻木宣嗣著
新学科立ち上げに携わった著者の講義録をもとに再編集。デザイナー・クリエイターを目指す学生へ、「言葉」の重要性をうったえかける。
ISBN978-4-7924-1023-0 C0070 (2015.12)
A5判 並製本 254頁 本体2,300円
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著者の関連書籍 妻木宣嗣著 近世の建築・法令・社会
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■明智一族 三宅家の史料
三宅家史料刊行会編
明智光秀・光秀の娘である細川ガラシャに連なる家系であった、三宅藤兵衛に始まる肥後細川旧臣・三宅家に伝来する文書を集大成。
ISBN978-4-7924-1043-8 C3321 (2015.11)
A5判 上製本 口絵8頁・本文830頁 本体24,000円
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■平安の新京
古代の人物第4巻
石上英一・鎌田元一・栄原永遠男 監修
吉川真司編
平安時代の幕開けと動揺 古代王権最盛期の文化と転換期の群像をよみとく
●本書の構成● 平安の新京〔本巻のねらい〕…………吉川真司
Ⅰ 平城京と平安京
桓武天皇〔中国的君主像の追求と「律令制」の転換〕…………大隅清陽/早良親王〔「皇太子置定」の困難〕…………柴田博子/坂上田村麻呂〔征夷副将軍になるまでを中心に〕…………熊谷公男/高丘親王(真如)〔菩薩の道、必ずしも一致せず〕…………谷口美樹
Ⅱ 王権の安定
嵯峨天皇〔唐風を整え、幽境に遊ぶ〕…………西本昌弘/最 澄〔仏法具足の大日本国〕…………上川通夫/空 海〔鎮護国家・国王護持の密教者〕…………堀 裕/源
信・常・定〔臣籍降下した皇子たち〕…………岡村幸子/有智子内親王〔「文章経国」の時代の初代賀茂斎院〕…………丸山裕美子/仁明天皇〔宮廷の典型へ〕…………遠藤慶太/讃岐永直〔律令国家と明法道〕…………前田禎彦
Ⅲ 前期摂関政治へ
伴 善男〔逆臣か「良吏」か〕…………京樂真帆子/円 仁〔東部ユーラシア史の変動を記録した入唐僧〕…………山内晋次/藤原良房・基経〔前期摂関政治の成立〕…………吉川真司/藤原高子〔廃后事件の背景と歴史的位置〕…………山本一也/藤原保則〔激動の時代を生きた良吏〕…………樋口知志
ISBN978-4-7924-0571-7 C3321 (2015.10)
A5判 上製本 404頁 本体4,500円
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■近世の軍事・軍団と郷士たち
長屋隆幸著
第一に、江戸時代前期における武士の軍事面における役割・存在意義と、軍事・軍役へ彼らが抱いていた意識について考察し、第二に郷士と呼ばれた存在の軍事的な意義について明らかにする。軍団が、戦争の世の中で最適化していた姿から、平和な時代に対応した姿へと、社会状況の要請によって姿を変えていったことを解明する。
ISBN978-4-7924-1041-4 C3021 (2015.10)
A5判 上製本 350頁 本体8,500円
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■通説を見直す
16~19世紀の日本
平川 新編
日本史研究において、通説となっている解釈をとらえ直す視点からみる歴史論集。
第1部は「戦争・政治・権力」をテーマに、第2部では、「社会・経済・生活」を中心にした論考を収録する。
ISBN978-4-7924-1035-3 C3021 (2015.5)
A5判 上製本 266頁 本体6,600円
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■「河内学」の世界
大阪経済法科大学 河内学研究会編
河川が造りあげた国という特徴を備える「河内国」。河内地域の自然と歴史・遺跡などを「川」とのかかわりに注目しながら紹介する。
ISBN978-4-7924-1040-7 C3021 (2015.5)
A5判 並製本 192頁 本体2,800円
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■中世日本海の流通と港町
仁木 宏・綿貫友子編
北陸においては、放生津を除き、守護所が置かれた中世の有力な港町から近世城下町への展開が図られていくという特徴に着目し、これらの港町の形成と展開を地形などさまざまな角度から具体的に解明する7本の論考と、陸奥国十三湊から石見国益田に至る港津12ヶ所について個々に概説したコラム【港町をめぐる】で構成する。
ISBN978-4-7924-1024-7 C3021 (2015.3)
A5判 上製本 320頁 本体8,200円
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■都市社会史の視点と構想 法・社会・文化
塚田 孝著
第一部「近世大坂の法と社会」、第二部「近世大坂の町と仲間」とに編成し、大坂の都市社会史に関する論考をまとめる。〈法〉〈社会〉〈文化〉をキーワードに、都市大坂を舞台とした都市社会史を全体史として把握するための構想を提示し、そのための分析方法や視角を提起する「共同の営為としての歴史学」の成果。
ISBN978-4-7924-1036-0 C3021 (2015.3)
A5判 上製本 350頁 本体8,000円
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